今、世の中に出回っている紙製品は、どこを見ても機械印刷、オフセット印刷、写真印刷の製品ばかりです。
その中で当社は、和紙の味わいを大切にし、昔ながらの手法である木版手摺りで作った製品で、お客様に日本独自の良さ、あたたかさを味わっていただきたいと思っています。
関西、中国、四国地方の和紙を使用し、美しい色や柄が昔から変わらないぴょんぴょん堂の京和紙細工。
特に京花街納札揃(花名刺)は、舞妓・芸妓はもちろん、一般の女性からも注文が後を絶たず、長年京の街で愛されてきました。ほかにも御祝儀袋やポチ袋、菓子敷紙、和紙マットなど、どれもあたたかみを感じる品ばかり。
移りゆく時代のなかで、変わらず受け継がれている伝統の技と心をお楽しみください。
< 岡本叙伊(おかもと のぶい)プロフィール >
  • 初代岡本伊兵衛の次女として京都祇園に生まれ育ち、幼き頃から木版印刷物に携わる。
  • 昭和62年、四代目 岡本正治(現社長)の片腕である”ぴょんぴょん堂の女将”として活躍。現在に至る。